【凍結生ワクチンの融解前の注意事項】
ワクチンを融解する際、まれに破裂することがあります。
原因として、ガラスアンプルを火炎で封じる際に目視確認できないほど微小な穴 (ピンホール)が生じ、そこから液体窒素がアンプル内に流入し、加温した際に液体 窒素が気化膨張することによりその圧力で破裂する可能性が考えられます。
これは全てのアンプル製品において、発生する可能性があるものです。
保存タンクからガラスアンプルを取り出す際は、 手袋やフェイスガードを着用してください。
万が一、液体窒素がアンプル内に混入していたことを認めた場合※、アンプルを加温せずに以下の対応をお願いします。 (※アンプル内に透明な液体が目視できる場合があります。)
l 破裂するおそれがあるため当該アンプルを紙や布でしっかりと包み、密閉容器等に入れ、使用済みアンプルとともに処理してください。
l 破裂したガラスで手を切るおそれがありますので、手袋を着用またはピンセットを 使用してお取り扱いください。