ワクチノーバがEpitopix社を買収

2018-03-05


ワクチノーバEpitopix社を買収
EWグループ企業で、アニマルヘルスに特化した事業を展開するワクチノーバは、家禽や家畜に特化したバイオ企業で、SRP®テクノロジーを開発したEpitopix社の全株式を取得することで合意しました。なお、この取引は2018年2月28にまでに締結されます。

 

Epitopix社は、アメリカのミネソタ州ウィルマ―に拠点を置くWillmar Poultry Groupの一員です。Epitopix社は、2002年に設立され、家禽や家畜用ワクチンにおいて幅広く革新的な技術を開発してきました。

 

買収に関して、Epitopix社の取締役社長であるJim Sandstorm博士のコメント

「ワクチノーバによる買収は、Epitopix社の家禽や家畜のワクチン市場での更なる成長を加速させるチャンスとなるでしょう。Epitopix社の設立以来、我々はWillmar Poultry Groupという親会社の翼に守られてきました。そして今、我々は国際的な事業展開を進めるワクチノーバという新たな経営の下、我々自身の力で羽ばたいていくことが可能になるでしょう」

 

買収に関して、ワクチノーバのCEOであるVictor van solinge氏のコメント

「この買収は、世界中の動物業界、特にワクチノーバの顧客やビジネスパートナー、従業員にとって、とても素晴らしいニュースです。「この買収により世界中でSRPテクノロジーを活用することができるようになる」とワクチノーバのCEOであるSolinge氏は言っています。
「Epitopix社の技術とワクチノーバが持つ技術、経営資源そして世界的地位が融合されれば、世界中のあらゆる生物および、新たな難病に対応するワクチン開発が可能となるでしょう。私たちの間には、企業文化、会社方針そして経営の面から見ても素晴らしい調和がとれていると感じています。Epitopix社とワクチノーバには、同族経営企業の一員であるという点、そして動物の育種や遺伝子研究により発展してきたという共通のバックグラウンドがあります。Epitopix社の経営陣が有する経験と、確立された技術力により互いに発展し、新たな相乗作用を生み出すことに期待しています。
また、この買収によりミネソタ州にあるウィルマ―市は、今後ワクチノーバの米国でのアニマルヘルス事業の成長の中心地となりますので、ウィルマ―市にとっても素晴らしいニュースであると言えます。アニマルヘルスの専門化の雇用の増と、技術的能力に対する投資を通じて、Epitopix社の事業を拡大して参ります」

 

Epitopix社について

Epitopix社は、米国ミネソタ州ウィルマ―市にあるWillmar Poultry Groupの一員のアニマルヘルス企業です。Epitopix社の経営陣や役員は動物製品、また獣医学の生物学的分野において豊富な経験を持ち、SRP®テクノロジーに関する多数の特許を世界中に有しています。

 

ワクチノーバについて

ワクチノーバは、産業用動物の病気や生産の管理に特化した、世界的にも知名度のあるアニマルヘルス企業です。オランダのナイメーヘンに本社を置くワクチノーバは、50以上の国において事業を展開し、研究開発、製造そして病性鑑定の拠点をブラジル、ドイツ、イタリア、ノルウェー、日本、ヨルダン、そしてアメリカに置いています。ワクチノーバはEWグループの完全子会社です。

 

EWグループについて

ドイツのヴィスベクに本社を置くEWグループは、動物の育種や栄養、そして健康に特化した100%同族経営の企業です。

 

 

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